お高い洋服を買ってあげたいカナダ人パパ
カナダ人パパと息子さんの二人旅。
アートに興味あるお洒落な息子さん30代とパパ60代。
行くところは、普通の観光に加えて草間彌生美術館と複数の美術館。
この親子。とにかく見学時間が短い。
草間彌生美術館なんて、たったの15分。
このチケット、プレミアチケットなんですよ~。
もっとじっくり楽しんで!!
と言いたいけどもちろん言えない。
そして、パパが言いました。
「息子に日本人デザイナーの洋服を買ってあげたいんだ。」
いつも色々買ってもらっているんでしょう。
息子さんは、貪欲でもなく、「別にいらないよ。」みたいなクールなスタンス。
ちょうど原宿にいたので、数店セレクトショップに行きました。
「安い」
「安すぎだ。」
「こんな安い服はダメだ。」
5~6万円のジャケットやトレーナーはダメだといいます。
困った。ほんと、困りました。
高い服買ったことない・・・
どうしよう??涙
親子がたばこを吸っている間に、銀座三越と阪急に電話しました。
最初の三越。
「申し訳ございません。日本人デザイナーを集めたショップはございません。」
がーーーーん
次に電話した阪急Men's。
ありました!!200万円のスーツ。
私と阪急の人の会話はこんなんでした。
「すいません、そちらに日本人のデザイナーのセレクトショップはありますでしょうか?」
「ございます。6階にございます。」
やったーーーー!どきどきどき←高鳴る胸の音。
「高いですか?値段が高くないとダメなんです。」
「????」
ちょっと不思議そうな声で
「お高いもの、200万円位のスーツがございますが。」
やったーーーーー!
煙草を吸い終わったら阪急へGO!
結局買わなかったんですが、パパも息子さんもウィンドウショッピングに大満足してくれました。
阪急様様です。
#通訳ガイド #えむみか #カナダ人 #インバウンド