通訳ガイド日記:十人十色 ~外国人みんな違って面白い~

通訳ガイドをしています。沢山の外国人から受けた驚きを記録していきます。たまに、自分の旅やガイドのことも書いていきたいと思います。

平成から令和へ、日本人

平成最後の昨日は、都内観光でした。

 

皇居はテレビ局や記者で溢れかえっていて、写真が撮れない。

フォトスポットはプロのカメラマンが占領してました。

邪魔だよーーー

とも言えず、私たちは端から写真を撮りました。

みんな、上手く撮れたかな~?!

 

皇居外苑を歩いているとき、ある通信社の記者から聞かれました。

「ガイドさんですか?この外国のお客様は、平成最後だから皇居に来たんですか?」

んな訳ないでしょー!!

平成最後なんて、関心ありません、外国人は。

みんな、新しい天皇が即位するのは知ってるけど、だからといって、わざわざ皇居に来たわけではありません。

シリーズツアーの一部に皇居が入ってるから来ただけです。

 

明治神宮では、ながーいながーい列が拝殿に向かい伸びてました。

なに?なに?

まさか、参拝の長い列?

どうしよう?ここでは50分しか時間を取れない!!

 

ガードマンさんがいました。

「これ、何の列ですか?」

ご朱印の列です。」

 

ご朱印!平成最後のご朱印

200人くらい並んでました。

これに、驚くのは外国人と私!!

「日本人てすごいね。スタンプのために1時間も待つんだー」

 

はい、もちろん、浅草寺も同じでした。

 

私も知らなかった日本人を見ました。

日本人てなんだろう?

天皇が好き?

イベントが好き?

思い出が好き?

 

平成最後の東京と日本人を見れた私もお客様もラッキーでした。