悪天候でも楽しめる中国人
今日は全国的に春の嵐でしたね。
私たち、通訳ガイドの仕事は天候にめちゃくちゃ左右されます。
ずいぶん前に、
悪天候、嵐の富士山に中国人家族と行きました。
どしゃ降り、突風。
傘もさせません。
バスを降りるのも躊躇するような嵐。
「バスおりますか?」
「もちろん!!」
傘持参し、風にあおられ、キャーキャー行ってます。
もちろん、楽しいはずはありません。
でも、なんとなく楽しそうに見えます。
欧米人だったら、バスから降りず、不機嫌だったかも。
こういうとき、いや、どんなときでも、何か楽しみを見つけられる中国人はすごい、と感心します。
嵐の中でも
モデルのようなポーズ。
富士山五合目の看板前でまたポーズ。
神社の鳥居と、ハイ、ポーズ。
一通り、写真を終えると、ダッシュで土産物屋へ。
爆買いの手前くらい、お土産買います。
悪天候でも遅刻。
ふだん、遅刻に厳しいガイドの私でも、このときばかりは、ある意味、ほっとしています。
『やることあったんだ』の安心のほっ。
バスから降りなかったり、集合時間はるか前にバスにもどってこられると、『無駄な時間作ってごめんなさい』という気持ちになります。
天候は変わらず、悪天候の箱根へ。
大涌谷。濃霧で、何も見えません。
あちゃー。
中国人たち、「写真撮ってー。白と」
白い霧と写真撮ってほしい、と、また楽しそう。
写真のあとは、やっぱり土産物屋へダッシュ。
嵐でも、写真を撮り、ショッピングを楽しむ中国人。
助かりました。
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