東日本大震災の日のガイド
今日、明日は、震災の日のガイドについて書こうと思います。
この日は、忘れてはならない日なので。
震災の日、私は、仕事本番ではなく、本番の下見でした。
ガイドの仕事、下見が必須です!
下手すりゃ、下見にお金がかかりすぎ、赤字になってしまうことも(涙)
そう、ガイドはすごく楽しい仕事なのですが、お金は稼げるか?と言われると、「NO!」なのです。
2011年3月11日、それはそれは寒かった日。
上野をくまなく歩き、レストランをチェックし、次は秋葉原へ行く予定でした。
でも、この日は、歩きすぎて、足が痛くて、秋葉原は止めて早めに帰宅、確か13:30頃。
一息つき、地震がおきました。
あるツアーは、箱根のロープウェイ山頂で地震にあい、ロープウェイはとまってしまい、残雪ある中、歩いて山をおりました。
つるつる滑ってものすごく怖かったそう。
ツアーにいた妊婦さんは、一夜を山頂で明かしました。翌朝ヘリコプターが迎えに来ました。
箱根のホテルは無料解放してくださり、皆はロビーで一夜をあかしました。
また箱根に行った別のグループは、箱根でホテルに泊まることは選択せず、バスで東京へ向かい、到着したのは翌日朝5時過ぎでした。
鎌倉に電車で行ったグループは、電車が止まってしまったため、分散してタクシー乗車。
真夜中に東京に戻りました。
ガイドの一番大事な仕事。
安心で安全にツアーを終えること。
しかし、この日ばかりは、それが出来なかったツアーもあるかと思います。
私は、たまたま仕事がなく、早めに帰宅し、ラッキーとしかいいようがありませんでした。
しかし、翌日は、富士山と箱根の日帰りツアーが入ってます。
準備、、、というか情報を集めなくては!!
まず、電車が動いているのか?
電車が動いてなきゃ、出発地までも行けません。
さて、どうすればいいか?
余震、電車、高速道路、ロープウェイ
必死に情報を集めてました。
余震を気にしながら。
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